顔見知りの店主がいつものようにピザを並べ、通りを歩く人々と挨拶を交わす。本場ニューヨークでは各地域、各ブロックごとにお店が立ち並び、小さいころから両親や祖父母に連れられて、通い慣れたピザ屋が誰しも一つはあるというほど当たり前の存在です。
当店を開店してから、はじめは恐る恐る立ち寄ってくれたおばあちゃんが、毎週のように足を運んでくれるようになったり。当時はまだお腹の中にいた赤ちゃんが、今では大きな口で頬張っていたり。故郷を思い出すわ、とニューヨークをはじめ色んな国の方が思い出を聞かせてくれたり。「HAVE A GOOD SLICE」を通して、そんな場面にたくさん触れることができ日々励みをいただいています。
肩肘を張った特別なお店ではなく、老若男女それぞれの日常にそっとあり続けられるお店。たとえば、おじいちゃんが孫を連れておやつを買いに来るお店のように、世代をつないで愛される居心地のいいお店づくりを。それぞれがピザを手に取るシーンは違えど、ひとスライス、一枚を通して、いい一日に、いい日常になるように。
HAVE A GOOD SLICE.(それぞれに、いい一枚を。)