「型絵染」の重要無形文化財保持者である芹沢銈介に師事し、その後家業の染工房を継承し現在も紫波町で型染研究創作を行う小田中耕一さん。全国から商品パッケージやロゴデザイン、本の装丁や挿画も手がけられ、毎年春の公募展(国立新美術館)では新作を発表し続けられています。
「ふつうほどたいへんなものはないんですよ」と話す小田中さん。
東京・蒲田で暮らした修行時代、そして地元商店街でみた小商いのある風景を、小田中さんの目線から伺います。
(聞き手:中川真吾 / あまのさくや)
*トーク会場には、靴を脱いで上がっていただきます。スリッパのご用意はありませんので、あらかじめご了承ください。
■プロフィール
小田中耕一(おだなかこういち)
1950 年 岩手県生まれ
1969 年 盛岡工業高等学校工芸科卒業
芹沢染紙研究所入所
1972 年 日本民藝館展初入選
1973 年 国画会新人賞受賞
1978 年 芹沢染紙研究所を退所し家業の染工房を継承、型染研究創作を始める。
2007 年 盛岡光原社にて個展開催
2017 年 もりおか啄木賢治青春館にて個展開催
2023 年 Cyg art gallery(盛岡)にて個展開催
現在、国画会工芸部会員
毎年春の公募展(国立新美術館)にて新作を発表
中川真吾 (なかがわしんご)
1982年鹿児島生まれ、京都工芸繊維大学卒、
同大学院工芸科学研究科デザイン科学専攻修了
2008年より文藝春秋デザイン部に所属。
書籍、文庫の装丁と雑誌のAD・レイアウトを担当している。
あまのさくや
作家/紫波町図書館長。本と商店街実行委員会。
著書に、『32歳。いきなり介護がやってきた。』(佼成出版社)チェコに学ぶ「作る」の魔力』(かもがわ出版)、『はんこ作家の岩手生活(上)(中)』(生活綴方出版部)がある。